DTPデザイナーの仕事内容と収入

DTPデザイナーの収入

 

気になるDTPデザイナーの収入ですが、これは当然、経験や知識、技術によってさまざまであり、インターネットの求人や求人雑誌等で、DTPデザイナーもしくはグラフィックデザイナーの求人要項が、現時点でのおおよその目安にはなるでしょう。

 

ただし、全てがこの限りではありませんが、業種柄、どうしても残業が多く、特に記載がない場合は残業代は支給されないと考えた方がよいでしょう。こうした現実から、センスもさることながら、体力(徹夜作業が必要とされる場合もあるため)と気力は必須です。

 

納期厳守ですので、スケジュールなど自己管理がきちんとできることも重要でしょう。また、美術関係の大学や専門学校の卒業生しか採用しないケースもありますが、同時に独学でデザインを学び、作品を持参したら評価されてそのまま採用となるケースもみられます。

 

いずれにせよ、良くも悪くも完全な実力主義ですので、そのあたりが評価されるまでは、一般のサラリーマン以上の収入は期待しない方がよいでしょう。また、同じDTPであっても、デザイナーとオペレーターでは基本給に差がある場合もあり、逆にこの二つの区別のない会社もあります。

 

広告業に携わる分野ですので、華やかなイメージはありますが、現実は至って地味な作業であり、デザイン力はもちろんですが、クライアントやディレクターの意向やコンセプトをくみ取る能力、納期を守る責任感は必須です。